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第187回文楽公演 平成26年5月 国立劇場 [文楽・歌舞伎]

5月文楽公演第1部に行ってきました。
住大夫さんの引退公演。

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(演目)
増補忠臣蔵 本蔵下屋敷の段
恋女房染分手綱 沓掛村の段 坂の下の段
三十三間堂棟由来 平太郎住家より木遣り音頭の段

住大夫さん、切々と情に溢れた語り。一方で、かつての熱気あふれる語り口は遠い昔のようなさみしさも感じる。若干口捌きも厳しいかな、と思うところも多々あり。芸の頂点近くで身を引くことの難しく感じた。
どうしても越路大夫さんと比べてしまう。越路さんはそれでも三味線(清治さん)が少し音を下げているのを感じていたんだとか。

「三十三間堂~」の方は、嶋大夫さんが力強く語っていて嬉しい限り。木遣りをしっかりと歌い込むのと、お柳のクドキの艶やかな雰囲気。しばらく体調を崩されていたようだが、大分戻ってきてる感。

太夫陣はこれで切り場語りが実質2名と非常に寂しくなった。個人的にはかなりのピンチなのではないかと感じている。どうしてもかつての名人がひしめいている時代からすると物足りなさは否めない。
口伝での伝承の難しさを感じつつも、なんとしてもこの流れを引き継いで欲しい。そんなことを考えさせられた公演だった。

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観劇弁当は、柿の葉寿司を。劇場外のベンチで新緑をみながら。この時期の国立劇場からお堀端は本当に緑がきれいです。

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第180回文楽公演 国立劇場 平成24年9月 第1部 [文楽・歌舞伎]

先週の第二部に続き、今週は第一部です。
今回は床下のこんな席。

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演目は以下の通り。

☆粂仙人吉野花王
吉野山の段
千歳大夫、三輪大夫、團七 他

☆夏祭浪花鑑
住吉鳥居前の段、内本町道具屋の段、釣船三婦内の段、長町裏の段

「粂仙人~」は、歌舞伎の「鳴神」の文楽版。こんな演目があったんですね。歌舞伎ほどのいやらしさ(特に團十郎とか)はありませんが、文楽でこんなに生々しい話ははじめてかも。最後の六方とかも歌舞伎に負けない迫力でした。床は團七さんがお元気そうでなによりでした。

「夏祭~」は玉女さんの豪快な団七、勘十郎さんの小憎らしい義平次と簑助さんのお辰。人形陣は豪華な顔ぶれで大満足。床は休演の代役の文字久さん、相子さんが熱演。お二人ともいつもとは違った重厚な雰囲気たっぷりで素晴らしかった!です。
そういえば、昔の映像で先代勘十郎さんの団七と玉男さんの義平次の映像が印象に残っていますが、息子の当代勘十郎さんが義平次、玉男さんの愛弟子の玉女さんが団七と入れ替わった形で、なんともいえない不思議な気持ちになりました。

11月の大阪は、通し狂言の忠臣蔵。簑助さんのお軽というだけでも行きたい衝動に駆られて本当に悩みます。簑助さんも80歳前、見れる限りいろいろな舞台を見たい、というのが偽らざる気持ちです。1月の演目もにらみながら、大阪行きは悩むこととします。

(おまけ)
今日の観劇弁当。演目に合わせたわけではありませんが、吉野の柿の葉寿司を。結構ボリュームがありましたが、文楽と押しずしの組み合わせはとても好きです。

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第180回文楽公演 国立劇場 平成24年9月 第2部 [文楽・歌舞伎]

9月文楽の第2部に行ってきました。

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今日も満員御礼です。

演目は以下の通り。

☆傾城阿波の鳴門 十郎兵衛住家の段
口 咲寿大夫、小住大夫&清公
前 津駒大夫、寛治
後 呂勢大夫、藤蔵
お弓:文雀 他

☆冥途の飛脚 淡路町の段、封印切の段、道行相合かご
咲大夫&燕三
切 嶋大夫&富助
忠兵衛:和生、梅川:勘十郎 他

「傾城阿波の鳴門」、今回は十郎兵衛住家ですが、相変わらずの文楽ならではの激しい展開。訳あって離れて暮らす両親を訪ねてきた娘を父親が行きがかり上殺してしまって、奥さんが悲嘆に暮れる、、、というものすごい話。(極端に話してますが)
母親を文雀さんが遣われてました。とてもお元気そう。クドキの場面はとても良かった。

「冥途の飛脚」、結構久しぶりです。淡路町は咲大夫さん、封印切は嶋大夫さんといつもの太夫陣。一方、人形は忠兵衛が和生さん、梅川が勘十郎さんと自分は初めての組み合わせ。和生さんの忠兵衛、良かったです。見栄っ張りでダメ人間の忠兵衛。なんだか他人には思えず、親近感を覚えてしまうのです。
また、淡路町の忠兵衛の羽織(羽織落としに使われる羽織)がとてもきれいで、いつも見とれてしまいます。

「冥途の飛脚」、羽織落としの場面では2人の方を必ず思い出してしまい、しんみりとしてしまいます。一人は十九大夫さん。最後の「ええい、往きもせい。一度は思案、二度は不思案、三度飛脚~」という台詞、あのバリトン張りの太い声がどうしても忘れることができません。
そしてもう一人は玉男さん。以前のブログの記事でも書きましたが、自分の中での忠兵衛はやはり玉男さんなのです。今回、淡路町が終わったところで休憩になりましたが、30分の休憩もぼんやりとそんなことを考えてました、、、新しい世界に目を向けなければならないのに。また、今回のプログラムの山川静夫さんの「文楽思い出ばなし」が、たまたま玉男さんの記事で、一層しんみりとしてしまいました。

(今回のパンフ:なんと冥途の飛脚マップ?付)
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来週は第一部に行ってきます。お目当ては「夏祭浪花鑑」。玉女さんの団七、勘十郎さんの義平次、そして簑助さんのお辰、と最高の人形陣。太夫は住大夫さんは残念ですが、源大夫さんの長町裏での語りが本当に楽しみです!



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第176回文楽公演 平成23年9月 国立劇場 第二部 [文楽・歌舞伎]

9月文楽公演の第二部に行ってきました。

みどころの「ひらかな盛衰記」、それから華やかな「紅葉狩」と、非常に見ごたえのある舞台でした。

○ひらかな盛衰記
玉女さんのスケールの大きな樋口、本当に圧倒されました。逆櫓の大暴れ&木登りの場面は勿論、松右衛門の内の名乗りの場面など、動きの少ない場面でも風格が感じられる樋口でした。
咲大夫さん、燕三さんも力が入っていたと思います。

○紅葉狩
清十郎さんの更級姫が優美だったのと、玉志さんの維茂、動きが少ない中に気品が感じられました。

今月は一部、二部共にと45周年を飾るに相応しいても充実した舞台でした。
11月の大阪は、難しそうですが、12月の奥州安達原、今から楽しみです。


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第176回文楽公演 平成23年9月 国立劇場 第1部 [文楽・歌舞伎]

昨日ですが、文楽9月公演の初日、第一部に行ってきました。
今回は国立劇場45周年公演で三番叟がかかるということで、楽しみにしてました。

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当然ながら(?)満員御礼、相変わらずの人気でした。

○寿式三番叟
太夫: 翁・・住大夫、千歳・・文字久大夫、三番叟・・相子大夫、芳穂大夫 他
三味線: 錦糸、宗助、清志郎、寛太郎、清公、錦吾
人形: 千歳・・勘十郎、翁・・簑助、三番叟・・幸助、一輔

「天下泰平、国家安穏」のタイトル。単なる45周年の縁起物、という事だけでなく、そういう意味があったんですね。いつもながらこの演目、気持ちが清々しくなります。能の厳かな雰囲気も味わえるのもいいですね。一輔さんの人形が良かった。

○伽羅先代萩
太夫・三味線:切 嶋大夫、團七 奥 津駒大夫、寛治
人形: 正岡・・紋壽、八汐・・簑助、栄御前・・文雀、千松・・玉勢、鶴喜代・・玉翔、沖の井・・清五郎
御殿の段から。勘壽さんの正岡は初めて拝見しました。品格を感じる凛とした正岡でした。
簑助さんの八汐、憎憎しい雰囲気がほんとに良く出ていて、びっくり。脇役でもやはり圧倒的な存在感です。以前拝見した曽根崎心中の九平次といい、こういった嫌な役も本当にすごいです。
一方、文雀さん、久々に拝見しましたが、結構やせられていたのが気になりました。まだまだお元気な舞台を拝見したいです。床のほうは、大好きな嶋大夫さん、熱演でした。いや良かった。

○近頃河原の達引
太夫・三味線: 前 千歳大夫、富助、龍爾 切 源大夫、藤蔵、清馗
人形: 与次郎・・勘十郎、母・・勘壽、おしゅん・・簑二郎 他
堀川猿廻しの段。源大夫さん、お元気なようでした。家族それぞれの思いが伝わってくる語りでした。勘十郎さんの与次郎、チャリだけでなく、細かい動きにそれぞれ表情があって見入ってしまいました。猿を使っているところとかの目配り・指図の仕方が自然で人らしい動き。すごいです。

演目、床、人形と本当に豪華で充実した舞台。最後まで楽しめました。

第二部は大好きな「逆櫓」。咲大夫さん、玉女さんとスケールの大きい舞台になりそうで、今から楽しみです。

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